坂本龍一氏の「aqua」を知ったのは私が学生の頃。
この曲を聴くと、耳よりも先に、音が心に入ってくると感じる。
シンプルで、温かくて、はかない悲しさと、
守りたくなるような“何か”を感じさせられる。
ひとり自分と向き合う時間に、この曲を聴く。
どうして?と問いたくなるほど
あとからあとから、ぽろぽろぽろぽろと涙が出る。
日常しまいこんでいるはずの自分の弱い部分が、
硬いフタをこじあけてあふれてしまうよう。
この曲にまつわる過去の思い出も少なからず影響しているけれど。
そうだ、この曲をたとえて言うなら「おかあさん」みたいなかんじかな。
(あくまで主観です)
強くて温かくてどんなときも見守ってくれている。
だけど、それは永遠ではなく、
いつかは母も「死」をもって私の目の前からは消える。
できれば守りつづけてもらいたいけれど、
自分は自分であって、最後は身ひとつ。
本当に大切なものは何なのか?本当に守るべきものは何なのか?
見栄もきれいごとも必要なくなって、
…きっと最後にたどりつくところは、とてもシンプルなものであろう。
坂本氏のことば、
「自分の居場所は自分で決めればいい。」
▼aqua -Ryuichi Sakamoto-
土曜の雨の朝、坂本氏の曲は寂しく感じられました。とてもせつない(T-T)だけど、いい曲でした。
コメントありがとう、お返事おそくなりました。
この曲はすごくあたたかい。
なのに、なぜか少しつきはなされるような切なさもあわせもっているように感じたり。
聴き手のおかれている状況によって様々に感じられそうですね。
aqua、とても良い曲だね。心で聴く、納得です。
私は、岩代太郎さんが好き。
有名だし知っている曲はたくさんあるだろうけれど、機会があれば改めて聴いてみてね♪
コメントありがとう。
岩代さん、名前で検索したら「白線流し」がたくさん出てきました。
なつかしい気持ちとともに、癒されました。切なくて清らかでとてもきれいな曲だった。
教えてくれてありがとう(^-^)/