先日2つのクリエイティブに触れた。
1つは栃木県小山市にある美術館「小山市立車屋美術館」で開催中の写真家糸井潤さんの作品展。
もうひとつは、同僚がトランペットを奏でる盛大なオーケストラのコンサート。
自分は仕事ではデザイン、プライベートではこの通りアート活動をつづけている。
だからこそ、こういった世のアーティストやクリエイターの方々の集大成を目の当たりにする場では、単なる作品鑑賞にとどまらず、正直自分自身を見つめ直すひとときと相成る。
様々な出会いと自問自答の末に見いだした、自分だけの言葉による表現=オリジナリティ。
鍛錬を重ねた末に多数の音がひとつになって観客を魅了するハーモニー。
写真であっても音楽であっても、作家自身の心からあふれる「何か」をオリジナルの表現によって第三者の心に届けるこのアートの行為は本当に魅力的。
先日の2つのクリエイティブ、目にした瞬間・耳にした瞬間、私は涙が込み上げた。
なぜなのか?
作品に心をうごかされる力を感じたこと、作品を通してアーティストの感情に触れたこと、そしてそれらがシンクロしながら末端に感じた自分自身の未熟さや弱さや迷いやなにか情けないものをあらためて自覚させられたような感覚におそわれたからかもしれない。
糸井氏の作品は、光と影の狭間で三次元の時間軸を感じた。
草木の先からさす光、それは行く先?未来?過去?希望の象徴?…私の目には、自力で歩んできた道だけにゆるされるはかなくもあたたかい光のように感じた。(あくまで自分の勝手な印象)
つまり、依存心や怠惰を取り除いた「自力」であるからこそ見いだせる「何か」というか。。。そんなもの。
同僚のオーケストラは、オープニングですでにぴしゃっとくるものがあった。
音楽は全くの素人だけど、最初の一音で、積み重ねやトレーニングの一秒一秒を本のページをめくるように瞬時に感じた気がした。
youtubeという媒体を通してですら心をゆらがせる音というアート、生で聞いたらその強い影響力は言うまでもない。
ということで写真と音と、ふたつのクリエイティブに触れた1日。
さあ、自分はどれだけ「普通」で「ちっぽけ」なんだろう。
そしてどれだけ「のりしろ」があるんだろう。
泉の文章力に感動しました。感情を文章に表すのってとても難しいと思う。素敵な1日良かったね。これからもアーティストとしてクリエイターとして頑張ってください!
コメントありがとう。
文章力ないない(笑)
でも絵を描くことと同じ気持ちで、文章も絵的に表現できたらといつも思います。
そう考えるとコピーライターや作家さんてすごいですね。
私も絵でもことばでも、表現者としてがんばりたいです。
感じてくれてモノがあって、
とても嬉しいです。
そして、こんな風に言葉で残してもらえたこと
感謝です。。
こういう風に感じていることを、
受け止めることができると、
次、つぎ、モチベーションがまた湧きあがります。
次はコンクール。
私たち吹奏楽世界は、夏は甲子園の時期にコンクールがあって、
短い夏の団体もあれば、秋(全国大会)まで長く鍛錬を重ねる団体もあります。
ひと夏の思い出など、部活しかありませんが、
この曲を、このメンバーで出来る時間をより長く、まだ終わりたくない。。っておもって
やっています。大人になっても。
古河原さんのメッセージを応援にして
短くて長い夏を乗り切ります。
コメントありがとう。
ジャンル関係なく、やっぱりアートに触れるって本当に貴重な時間だと私は思っています。
それから、takakoさんの言う「大人になっても。」
若き日々から時間を重ねて大人になっても継続するって、簡単なことではないよね。
日々生活する中で本当にいろいろなことがあるから、そんな中でモチベーションを保ち続けるって簡単じゃない。
だから、takakoさんのように熱い想いをもちつづけて大人になってもずっと。って感じられることは本当にすばらしいと思います。
夏のコンクール、応援してます(^^
今年も刺激をありがとう。
また来年も声かけてね!